声優問題について 新訳Zガンダム 機動戦士Zガンダム〜恋人たち〜第2部






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2006年05月12日(Fri)
声優問題について 新訳Zガンダム 機動戦士Zガンダム〜恋人たち〜第2部
さて、前回のZガンダムII〜恋人たち〜についてのお話ですが今回は声優についての問題を取り上げたいと思います。
というのも、Zガンダム劇場版を語る上ではずせない問題が主要キャラの声優変更問題でしょう。
声優と言うものは、洋画の吹き替えであったり、テレビのナレーション、アニメやボイスドラマのキャラを演じる職業の方たちで、声優=ヲタのアイドルとか言われがちですが、普段テレビやラジオその他視聴覚メディアにおいて、彼らの活躍を耳にする機会が多いと思います。
で、そのまぁ、一番代表的なものにアニメの声をする演者が多く、また有名ですよね。
しかし、オイラにとって、一本のアニメにおいてここまで声優というものが大きな存在だなと感じたのははじめてでした。

「声優の話」とかいわれたりすると「なんだよ萌え萌えヲタの話かよ?」と思って毛嫌いする人がいるかもしれませんが、まぁ、聞いてやってください。

一時期、ジャンプアニメの主人公は神谷明ばかりの時代がありました。キン肉マンや、冴羽獠だったり、ケンシロウだったり。それぞれのマンガのリバイバルが2000年を境に増えて、新声優になって「あぁ、声が違う〜」となった覚えがあります。
オイラと同世代の人たちは、こう言う経験がおおいにあるでしょう。
この場合、多くの理由として「新人声優の発掘」や「開拓」といったポジティヴなものがありました。そのほかスケジュールの都合上だったり、大人の理由ってのもありましたが。
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ですが、ちょっと今回のZガンダムIIでは、あまりにも不可解な声優交代劇が行なわれていました。
確かに、本放送のTV版から20年もの月日が経てば、声優の引退であったり、死去であったり、その他、やむを得ぬ事情が発生するものでしょう。
実際、ファ・ユィリィ役の松岡ミユキは女優業専念のため、声優行を引退し、今回の劇場版Zガンダムでは、新井里美がその代役を務めています。
そして、声優交代となれば、極力元のキャラを演じていた声優に近い声をファンはやはり望んでしまうものです。
例えば、ルパン三世のルパン役をしていた山田康雄が死去し、親交もあり、またモノマネでルパンの声をしていたクリカンこと栗田貫一が、その後を継ぎ、キャラのイメージを損なわないようにしています。

しかし、一方で、新たな血を入れ替えるために声優を一新するということもあります。
例えば、ドラえもんのキャラが一斉に替わったことは記憶にも新しいでしょう。
古くからの大山のぶ代らの声に親しんでいたオイラたちにとって、新しいドラえもんメンバーの声はしっくり来ないのもまた事実です。
ですが、新しい声優陣は新しい声優陣で、先代に負けず劣らず独自の路線を築き上げようとしています。
長期連載もののアニメにとって、声が変わるということは、キャラそのものが変わってしまうくらい影響が大きいのです。長期連載モノで、個人的に声がいまだになれないのはサザエさんのワカメちゃんです。あの声にはいまだに慣れません。慣れませんといってもサザエさん自体見る機会が年に数回あるかないか位ですけどね。
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さて、話がそれたので戻しますと、長期連載モノのアニメでの声が変わるというのはキャラそのものが変わると、いま言いましたが、長期連載ではなくとも、本放送がなくなっても、長期に渡って人気のあるアニメは同様に、キャラと声が固定されており、なかなか新しい声に慣れ親しめないものです。
それが、やむをえない事情ならいたし方がありません。

しかし、今回の声優交代激において、まさかな人選とキャスティングに不手際があったのです。
Zガンダムには、数多くの女性キャラが登場します。その中でも人気のキャラである、フォウ・ムラサメやサラ・ザビアロフですが、この声が、不可解な声優交代劇で変わってしまったのです。

まずは、詳細を話す前に軽く状況を説明いたします。
原作者であり、総監督の富野由悠季が、当初、「一部のキャラを除き、元のメンバーでこの映画を新しく作り上げたい」と言っていました。
しかし、何を思ったのか、音響監督の藤野貞義が不可解な人選を行ったといわれているのです。
それが露見したのは、フォウ・ムラサメのキャスト交代でした。
このキャスト交代ですが、公式にはオーディションによるものとされているものの、実はそれは開催されていないというのです。オリジナルキャストの島津冴子は、第二部製作前に監督の富野由悠季に会食の席で口頭で劇場版出演の内定を告げられたと言われています。しかしその後にオファーはなく、いつの間にかアフレコは終了していたというのです。
状況は語るよりもまず、本人のコメントを見ていただきましょう。
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島津冴子ファンサイトAngelVoice内Four/Zetaより
  本人コメントhttp://www.saeko.gr.jp/four_zeta.shtml

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さて、いかがでしょうか?
先ほども述べましたが、ファンに長年愛されてきたキャラというのは、声優とキャラで、一人の人物として成り立っています
これが、やむをえない事情によりキャスト交代されるのならば、ファンとしても納得せざるを得ません。
しかし、どうでしょうか?今回のこれは、明らかに音響監督の藤野貞義の誤った判断によるものでしょう。
しかも、これがただのミステイク、つまり、単純な不手際なら仕方ないと思え、ここまでネット上で議論されることはなかったでしょう。
彼の愚行は、このフォウ・ムラサメだけに限りませんでした。
サラ・ザビアロフの変更、ロザミア・バダムの変更も、これまた不可解なものだったのです。
サラは、劇中、一途にパプテマス・シロッコに尽くすというキャラと、その声に、今で言う萌えていたファンが非常におおいキャラで、フォウとともに人気を二分しているキャラでした。
そのキャラを演じていたのが、水谷優子で、彼女の声優デビュー作でもあったZガンダムに一方ならぬ思い入れがあり、劇場版にかける想いは、フォウ役の島津冴子同様でした。
しかし、実際オーディションと呼ばれるものはなく、一方的に音響監督の藤野貞義により、女優であり声優も経験のある池脇千鶴に配役が決まった状態だったのです。
これは、水谷優子が、毎週放送中のフジテレビ系列のアニメ『ちびまるこちゃん』(水谷は、まるこの姉ちゃんさくらさきこ役)でも共演している飛田展男(Zではカミーユ・ビダン役/ちびまるこちゃんでは丸尾くん役)により、「オーディションがなかった」と知らされたことにより発覚したことだったそうです。
また、ロザミア・バダム役だった藤井佳代子は、彼女の元夫が藤野貞義であり、それで何かトラブルが発生したためではないかとされ、浅川悠に交代がなされていました。

その結果、新しくキャストされた声優に対し、一部の狂ったファンは、バッシングを行ったり、嫌がらせまでおこし、精神的に追い込んだりしたそうです。
新フォウ役のゆかなは、このことにより、ホームページを一時閉鎖し、また、この作品を忘れたいとさえ語るようになったと言われます。

公式にはオーディションで、とされながらも、実際にはオーディションはなく、富野総監督の意志とは別に、藤野貞義の独断と偏見、私利私欲のためにキャスティングの変更を行ったことに非常に不愉快さが残るものとなりました。
この件については、藤野貞義は、完全黙秘を貫き通す模様で、劇場版Zガンダムの黒歴史として風化させようとしているのでしょう。
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ファンにこびるようではいけませんが、ファンの心理を無視したこのようなキャスティングは、ファンだけではなく他の関係者、声優に対しても大変憤懣の残るものとなったのです。
アニメの声優とは、キャラがあって初めて成り立ち、キャラは、声優が会って初めて成り立つものだと、今回この新訳ZガンダムIIをみて痛感しました。

※敬称略


   


ようこそ2000GT Twinturboへ
ゆうきちのぶろぐ第2弾です。

かつてのNeverおよびCURURUってのが使い勝手が悪すぎるので移転しました。
あちらあちらで残しておきますね。


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